嬉しいお言葉~「廣田さんの〇〇しか食べないんです。」
「うちの孫は廣田さんのトマトしか食べないんだよ!」~お孫さんがいる女性
「廣田さんのトマト依存症になっちゃったんです!」~ご婦人
「うちの子はトマトが嫌いなんですけど、廣田さんのトマトは食べるんですよ。」~小さなお子さんのお母さん
「廣田さんのトマトはものすごく食べるんです」~キロ単位でお買い上げいただいている小さな子のお母さん
「俺、トマト嫌いなんですけど、廣田さんのは食べられます。」~若いお父さん
「ぜんぜん味が違います!」~たくさんのお客様
こんなありがたいお言葉を、いただいています。
トマトって、雨が降ったとか、湿気が多いとか、曇り空だとかいった
ちょっとした天候の変化でもすぐに味に違いがでる作物です。
廣田農園のトマトも実は日々、味が変わっているのですが、どうやら安定的に違うらしいのです。
自分たちでも美味しいなぁとは思う(手前味噌ですみません)のですが、客観的にお客様から言っていただけるので、そうなんだなぁと思えてありがたいです。
一般的な大量生産トマトは、まだ青さが残る未完熟うちに収穫して流通にかかる時間に追熟して赤くすることが多いので、最高潮に完熟するまで粘りに粘ってから収穫する廣田農園トマトと味が違うことはあるだろうなぁと思います。
そして、味の違いだけではなく、同じ大きさでも重さが違ってきます。
うちのトマトは小さいのに重いのです。
糖度が高まって比重が重くなるからみたいです。
なので、たまに「100グラムなのに随分、少ないわね。」と言われたりします。
トマト以外でも、リーフレタスも
「普通のリーフレタスはあんまり味がしないけれど、廣田農園のは、しっかりレタスの味がしてうちの旦那さんが美味しいって言っていっぱい食べてくれるよ!」とか
にんじんも、
「ちゃんとにんじんっていう味がする」などなど、その他の作物も総じて味が濃いようです。
かさはないけど、みっちりつまっている野菜
これは見栄えや大きさ勝負になりがちな野菜業界では、かなり不利です(笑)
でも、いろんな栄養が詰まっているんじゃないかなー。
それで美味しさとして感じられているんじゃないかなーと思っています。
さて、
私手づくりで、手づくり感満載の入口看板が、ただならぬ怪しさを放つらしい廣田農園直売所「畑の駅」。
しかも、大きな通りに面しているが故に、スピードに乗って見落とされがちな場所にあります。
さらには、その道路から直売所にかけての道が一段低くなっているので、見通せず、車で入って出られるのかどうか、心配になるような入口です(安心してください。降りてきたら広くなっていて旋回もできます!)。
そんな怪しさを超えて、来てくださるお客様たち。
本当に素敵な方ばかりで、大好きなのですが、さらには嬉しいお言葉もいただいて、本当に感謝感謝なのでした。
そして、最近、またまた嬉しいお言葉をいただきまして、それは、
「うちの〇〇ちゃんは、廣田農園の粟穂しか食べないです!」とか、
「ほかの粟穂を買っても食べなかったのに、廣田農園の粟穂は食べたんです!」という
鳥さんの喜び(を飼い主さまが伝えて下さる)の声です。
確かに薬っぽいとか、カビっぽい香りがする粟穂に比べたら、
うちの粟穂は穀物の香りがするな、とは思っていました。
けれども、おかしな香りがするのではなくて、
同じ国産の無農薬粟穂じゃなくてどうしてうちのかな、と思い、
化学肥料を使っているか、否か?かとも思いました。
化学肥料を使うとグイーっと素早く生長してくれて、生産者としては助かるのですが
有機的栄養をじっくり分解しながら、ゆっくり育った野菜の方が味が濃いと感じます。
けど、同じ無農薬粟無化学肥料の粟穂もあるけど、どうしてかな、
と考えてみると、、
十勝の激しい寒暖差かな。とも思いました。
農業王国、十勝。
小麦の王国、十勝。。
寒暖差が激しいと旨味がグッと増すのです。
冷たい海の魚の身がしまっていて味が濃いのと似ているように思います。
他には、いろんな作物を育てている多様性のある畑なので多様性のある微生物が土をつくっているから豊かな味がするのかな。。。などなど。。
どうして美味しいのか、考えてみると、ついつい理屈っぽく、頭でっかちになってしまって、なんだかなぁ。。
しかし❗️
そう、これだけはクッキリ、ハッキリしているのは鳥さんへの愛です(テヘッ)
きっと鳥さんもそれをキャッチしてくれているんじゃないかなな~んて
先日、友人にこのことを伝えたら、
「確かに鳥さんは、忖度なしだから、はっきりしているね!」と言っていて
確かにーー!!と思いました。
そんなわけで、みなさまから嬉しいお言葉をいただいて、
これからも廣田農園の作物を愛していただける皆様に、
お日様や虫さんや微生物たち、それから作物やその他の草たちと上手に力を合わせながら、
美味しい嬉しい作物をお届けしていきたいと思うのでした。
さあて、霜が降りて今シーズンの栽培が終わるまで、あと少し。
収穫に片付けにと、ラストスパートしていきます
あ!そして今週末、10月17日は鳥フェス札幌2020に出展します!
(直売所も同日営業します!)
たくさんの愛鳥家のみなさんとお会いできるが楽しみです
今回も長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございましたーー
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