るうびいちゃん、春のクン活はじめました
寝たきり生活だった、るうびいちゃんですが、
ついに、本日、お散歩をすることができました~!!
きっとできる、そう願っていましたが、
一時は、もう無理なんじゃないかと思いました。
もしかしたら、るうちゃんもそうだったんじゃないかな、と思います。
夢叶う!!
今日はそんな嬉しい春の一日でした。
最近は家の中で小走りに走り回ることが増え、
勝手口からのお庭で散歩、略して「庭んぽ」の回数が増えてきました。
そろそろお散歩にいきたいなぁ~。という、
るうちゃんの無言の圧の高まりも感じていました。
とにかく怖がりな、るうちゃんなので、庭んぽ中も
風が少しでも吹いたり、物音が聞こえたりしたら、
スタコラサッサと家の中に戻り、しばらくは恐れてでかけなかったのですが、
庭の雪も完全に解けてなくなった数日前から、
勝手口から出たがるようになり、
庭の柵の向こう側、広い外の世界が気になり始めてきたようでした。
今日は柵の下に頭を入れて、
無理やり外へ出ちゃおうかな~としていたので、
「ノン!」と声をかけたら、しょんぼり顔でお家の中へ。。。
元気になったから、気持ちよく春のお散歩に出かけたかっただけなんだよね。
それなのに、注意されてシュンとなってしまって、
とても悲しそうだったので、
それならばと、思い切って表の玄関から散歩に出かけてみることにしました。
喜びを全身に溢れさせながら前へ、前へと進む、るうちゃん。
他のワンちゃんのお手紙をクンクン活動しながら楽しむ、るうちゃん。
生きる喜びに満ち溢れていました。
一緒に歩く私も、そんな姿を見て、喜びで胸いっぱいに。
共に春のクン活の喜びをかみしめました。
一緒にお散歩って、とっても楽しい
当たり前だった日常が、こんなにもありがたいなんて。
幸せってこういうことなんだなぁ
すごく身近にあるものだったんだなぁと改めて思いました。
ほぼ、完治といって良さそうなところまできていますが、
たまに、キャン!!と鳴いてしまうことがあるので
やはり、油断はできません。
キャン!と鳴くケースは2パターンあって、
1つ目は、玄関に来客があったとき。
普段は大人しい、るうちゃんですが、
おうちでは番犬風になって、玄関に来客があると
ちょっと強そうな、野太い声で吠えてしまいます。
農業資材屋さんがお届けものに来てくださって
夫が玄関で対応しているときなど、
内側のドア越しに、るうちゃんのタイミングで「ワン!」と吠えます。
ただ、頸椎ヘルニアを発症してからは
吠えると自分の声の振動で痛みが走るようになってしまったようなのです。
「ワン!」と吠えてから、痛みがきて「キャン!」。
これが瞬時に起きて、
「ワン!キャン!」となるのですが、
お客様からすると、まるで、
ドアの向こう側で犬が吠えて、吠えたから、
そばにいたもう一人の飼い主(私)に蹴られて鳴いた、
かのように思われているのではないかなぁ~、と、ちょっぴり気になるのでした
聞かれていないのに言い訳するのも変だし、
そもそも、私が気にしているだけで、
まったく気にしていないかも~と思いつつ、
なんとも人聞きが悪いような、微妙な気持ちになるのでした。
とはいえ、そんな飼い主の微妙な気持ちは、どうでもよいことで、
可哀そうなのは、るうちゃんです。
るうちゃんは、るうちゃんなりに考えたのか、
吠えると痛い、という経験を何度かする中で、
最近では、痛くない程度の小声で吠えてみるようになってきました。
でも、たまに、痛みを忘れてか、はたまた、いけると思ったのか、わかりませんが、
野太い声で吠えてしまって、鳴くことがあります。
それから、もう1つのパターンは、興奮しているときに、驚いたときです。
るうちゃんは、私の着替えに気づくと、外出するのではないか、自分も行きたい!となって、
気持ちが高ぶってきて、興奮気味に「ヒンヒン!」と鳴きます。
先日、衣替えをしていたら、
しばらく着ていなかったズボンを発見したので、
そういえば、こんなのあったなぁ、
どんな感じだったかしらねぇと、
試しにはいてみたら、
るうちゃんは、いつも通り、ヒンヒン!と鳴き始めて、そばをウロウロ。
私は、毎度のことなので、あまり気にせず、
ほほぅ、こういうズボンだったねぇ、
まだ着られるかなぁ、ウエストが下がりやすいねぇ、などと考えながら、
ズボンがずり下がったのを、おもむろにズグイと引き上げました。
すると、それを見た、るうちゃん。
なぜか、「キャン!」と鳴いてしまいました。
私からすると、
え!?
ズボンあげただけだよ!?
と思うのですが、不意をついてズボンの裾が上がったのがいけなかったようです。
このような、なぜ!?ということが他にも2度ほどありました。
興奮状態にあるときに、
るうちゃんにとって予想外の動きを私がすると
驚いてビクッとなって痛くなる、のかな。。と思っています。
なるべく、るうちゃんにとって予想外の動きをしないように気をつけることにしました。
ほぼ、治ったとはいえ、ヘルニアはきっと、
長く上手に付き合いながら、やっていくしかないんだろうな、と思いました。
無理せず、大事をとって、のんびり、ぼちぼち、おだやかに暮らしていきたいと思います。