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2021年3月 1日 (月)

頭をひねって計画中~

廣田農園の畑2021、スタートしています。

2月の下旬にミニトマト、フルーツほおずきなどナス科の種を蒔きました。

といっても土の上ではなくて、濡らしたキッチンペーパーの上です。

それをジップロックに入れまして、腹巻の中にインして温めます。

温め担当は、例年のごとく代表です。

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発根してきたら、土に上に移動させて、軽く土のお布団をかけます。

そして、、、

土から芽がでてきました。

4月の末には苗の販売を始めたいので、

これからいろんな種をじゃんじゃん撒いてきます。

ハーブの種は直接土に蒔いて、芽が出ました。

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その前は何をしていたのかというと、、

昨年の計画と結果を振り返りながら、今年の作付を計画していました。

今も本当にこの計画でよいかと見直しています。

大規模農業が多い北海道の中でも

圧倒的な規模を誇る農家さんがほとんどの十勝の中で

異例の小規模中の小規模農家、廣田農園。

十勝の平均耕作面積のざっくり100分の1くらいの畑です。

めちゃくちゃ狭い上に、ゆるやかな斜面になっているので

乾燥地帯と湿気の多い地帯と土質がバラバラ。

砂漠ゾーンと湿地ゾーンと呼んでいます。

それぞれの土の特性に合う作物、植えられる作物が限定されます。

かといって、砂漠ゾーンには砂漠の作物、スイカ!と思っても

スイカは続けて作付けすると不調をおこす連作障害があります。

スイカに限らず、連作を嫌う作物は毎年場所をずらさないといけません。

ものによっては5年はずらしてね、というのもあります。

なので、どこに何をどのくらい植えるのかを決めるのが至難の業になっています。

さらに、無農薬無化学肥料で栽培しているので

虫さんたちの生態系も意識して作付け計画をつくります。

アブラムシが大発生しそうな作物のそばに

益虫がやってくる作物を植える。

同じ種類の作物ばかりが近くに植えられると同じ種類の虫ばかりになって

偏るので、できるだけ違う科の野菜を植える。

などなど、難しい問題ですが、複雑だけに面白いです。

さて、今年はどんな生きものたちの姿を目にすることができるのか楽しみです。

直売所のレイアウトも、快適性を重視して改装予定です。

ちょっと素敵にして皆さんをお迎えできたらいいな~と構想中です。

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